date | 2018.8.7
操作を誤ると恐ろしい、デジタル時代の思わぬ盲点。

ボッシュ デジタルスケール

「時代はピッピだぜ!」

ピッピとは、デジタルスケールのことです。
カーテン業者さん某氏が、高速採寸をしながら放ったこの言葉に触発されて
速攻ピッピを買いに走ったのは、ほかでもない私です。

こうして、アナログスケールを当てて写真を撮るなんてことを時間をかけてしなくても
レーザーで”ピッ!”と正確な寸法を採れるんですから、それはもう便利なことこの上ない道具です。

ところが思わぬ盲点が・・・

現調しているところ

BOSCHの、このタイプのスケールのことしか分からないことを先にお断りしておいて
ピッピは案外(?)賢くて、自分(本体)を含んだ場合と除いた場合の
それぞれの寸法を切り替えるモードがついています。

本体寸法を含まないモードで採った窓枠内の寸法は
実際の枠内寸法より十数センチ小さく計測されるわけなんですが
それを実寸法だと思い込んでブラインドなどを発注してしまうと
全くサイズの合わない(小さい)シロモノが上がってくるんですね。

そして現場で
「えっ!?」
と、なります。

その「えっ!?」が、新事務所のブラインド取付時に起こってしまった、
という話なんですが、お客様の納品先じゃなくて良かったです。
まさに不幸中の幸い(?)

ジオインテリアワークス新事務所ブラインド

「大西さんね、ちゃんと取説読んで、モード切替を理解しといた方がいいよ。
適当に使ってると、僕みたいに大ケガしますよ、勉強になったでしょ!?(笑)」

ハイ、ワカリマシタ・・・なぜか説法を頂戴する大西。
取説を読まずに使っていたことが、バレている!?

いやちょっと待って、納期が遅れて困ったことになっているのは私なんですけど?
(失敗コストが発生して困ったことになっているのは某氏)

機械に頼りすぎることの脆弱性が露呈したような今回
アナログスケールとの併用はまだ必須かな、そんな風に思った出来事でした。

 

 


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