奈良の町屋を改装された、割烹・まつ㐂さんへ伺いました。
近鉄・JRの奈良駅からほど近い静かな場所へひっそりとある、風情あるたたずまいのお店です。
日本人の郷愁を刺激する玄関の趣き。
吸い寄せられるように、自然と中へ誘われます。
1周年のお祝いのお花とともに、お雛様が品良く飾られた上り口。
店内のしつらえは、控え目ながら凛とした美しさ。
和の奥深さを感じます。
写真では分かりづらいのですが、ややほの暗いと感じる程度の照明が、空間の陰影を絶妙に映し出しています。
こういう演出を目にすると、部屋は隅々まで無遠慮に照らすものではないなと、つくづく感じますね。
肝心のお料理は、本当に、しみじみと美味しかったです。
店主・松室さんの丁寧な思いがそのまま味に乗っているような、素晴らしいお料理でした。
奈良を訪ねられる際には、ぜひおすすめしたいお店です。
足を運んだのは何年ぶりなのか、簡単に思い出せないほど久しぶりの奈良でしたが
街を散策していて偶然出会った、「天平ホテル」の建物に心を揺さぶられました。
はるか昔、小学校の修学旅行で奈良を訪れた際に宿泊したホテルなんです。
猿沢池!
そうそう、この光景!
古い記憶がよみがえり、懐かしさでいっぱいになりました。
当時と比べると、奈良はとてもきらびやかな街になっていました。
今度はゆっくりと時間をとり、改めて訪ねてみたいと思います。
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