インテリアを変えた、人生が変わった。
このキャッチコピーに目がとまりました。ベルメゾンさんの回し者じゃないけれど
これは本当です。
インテリア業界の人はそりゃそう言うでしょ、売りたいんだもんね。
と思う人もいるでしょう。
ここから先はご興味のある方だけ、どうぞお読みください。
インテリアと人生が、タイムライン上で直結することはありません。
昇進が決まった!、試験に受かった!、恋人ができた!とか、人生を変えるかもしれない出来事が、インテリアを変えることによって自動的にもたらされるのかというと、そうじゃないです。
「インテリアを変えた」のは起承転結の起、「人生が変わった」のは結であって、書いていなくても、必ず承と転があります。
承は、インテリアを変えたことによって変わる、あなたの意識や考え方。
転は、あなたの意識や考え方が変わったことによって変わる、あなたを取り巻く人物事(ヒトモノコト)。
2つの人生を同時に生きることはできませんから、比較することはできないけれど、起というきっかけを作ったのと作らなかったのとでは、結果は明らかに異なるものになります。
髪型やメイクを変えると気分が変わったりするものですが、結の大きさや規模は、起の大きさや規模に準ずる、というのが経験上の私の持論です。ローリスクローリターン、ハイリスクハイリターンですね。
インテリアを変えることは、髪型やメイクを変えるのとは比べものにならない費用がかかりますし、規模も大きいので、決断すること自体に大きなパワーが必要です。その分意識への作用もまた大きく、承、転、結が大きく動きやすいと言えます。
ファッションセンスも、食への意識も、すでに成熟しきっている現代の日本人が唯一発展途上な分野、それが「住環境」であり、「インテリア」であり、「インテリアコーディネート」であると思います。
通販カタログの充実っぷりと完成度の高さが、まさにそれを物語っているような気がしています。
人生を変えたいあなた、インテリアを変えましょう。
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