date | 2017.12.24
沈む夕日に龍を見た!鳴門海峡の神秘。

鳴門海峡の渦潮

鳴門海峡の渦潮を見てきました。
クリスマスっぽくない話で何ですが、この感動体験を書かずにはいられなくって、今日は渦潮、いえ鳴門海峡の話です。

上の写真は、目の前でまさに渦を巻く臨場感炸裂の渦潮。
橋の上から眺めたことはありますが、小型船に乗って繰り出したのは初めてなんです。
寒いことも、風邪をひいていることも忘れる大迫力!

そして、渦潮と同じくらい(いやそれ以上か?!)感動を覚えたのが、”海の段差”を、これもまた目の前で見たこと。
白い波が立っている手前側の海と、黒くヌメっとした海面が広がる向こう側の海との境目に、段差があるのが分かりますか?
この段差は約1.5m~2.0mほどにもなるそうで、最初、岩か島のようなモノが潜んでいるのかと思ったんですけど、違うんですって。
瀬戸内海(本州、四国、九州に挟まれた内海)と、紀伊水道(和歌山県、徳島県、兵庫県淡路島によって囲まれる海域)の境目がここで、それぞれの潮位が違うためにこんな現象が起こるのだとか。

瀬戸内海と紀伊水道の境目、海の段差

 

このヌメっとした波のない海面に、海中からポコっポコっと輪っかが出てきて、ひとりでに動き出すんです。
生き物ですよ、まさに生き物。(あ、魚とかじゃなくて。)

生きている海

 

海面が波立っている箇所、これ船が通ったわけでも、もともと波があったわけでもないんですよ。
動いてるの、海が。
意味伝わってますか?(ボキャブラリーに限界が・・・)

生きている海

 

この海面の神秘性を言葉で語るのは難しい、見に行ってくださいぜひ。

生きている海

 

ある友人は「地球が生きてる」、別の友人は「ポニョみたい」、私は「龍が泳いでるみたい」といい、それぞれ形容のしかたは違うんですが、そろって感動を共有中。
(例によって、女3人ワチャワチャの旅。笑)

生きている海

 

 

※それぞれのイメージを勝手に画像化中。

生きている地球

 

生き物のような波とポニョ

 

マンガ日本昔ばなし

 

この”段差”付近にも船がいってくれるんですが、潮の流れがとても早いので、進んでいるのにのに周りの景色は同じという、不思議な異次元感覚を味わいます。
空の色が変わり始めてますね。
船はこの日の最終便、乗れてよかった~。

生きている海

 

さようなら~

生きている海
いやほんと、やっぱり臨場感に勝るものなしですから。
渦潮からこんなに感動をもらえるとは。
そこそこ近いけれど行ったことがないという方、ぜひぜひおすすめ。

来年もきっと、女3人ワチャワチャと行きます!(笑)

 


◆『リフォーム&リノベ―ション インテリアコーディネーター名鑑 2017』へ掲載していただきました。
◆『リージェンシーにモダンと毒を』 世界にひとつの自分らしい家づくりを応援するWEBマガジン・イエマガ「海外ドラマの間取りとインテリア」へ執筆させていただきました。
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明石市, 兵庫県, JPのHouzz登録専門家Kanako Ohnishi

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