座面が植物繊維で編まれた椅子。
ガマの葉かそれに類する植物だろうとのことでしたが、特定はできていません。
高砂ショウハウスへ入荷した4脚のラッシュシートチェアのうち、2脚は販売済となり、現在在庫のある2脚のご紹介です。
→家具納品事例 ―高砂ショウハウス №36. Rush Chair―
座面はまだまだしっかりとした密度を保っており、通常使用をしていただくことが可能です。
脚と脚の間に渡る横向きの部材を「貫(ぬき)」といいます。
この意匠的な貫は、この椅子の大きな特徴でもあります。
瀬貫にも曲線意匠が施されて、全体の雰囲気を優しくす演出することにひと役買っています。
後ろ姿です。
こちらは、座面のフレームが四方に入っているタイプ。
座面のフレーむがないタイプがこちらになります。
木部は経年による深い色味を帯び、ツヤをまとっています。
ストイックさと優しさをあわせ持つ、趣のある椅子です。
実用の他、ディスプレイとしても良い味を出してくれるでしょう。