『奇跡のカンパネラ』で知られるピアニスト、フジコ・ヘミング。
有名なラ・カンパネラ(リスト)は、少し遅めのテンポや、ミスタッチのように聞こえることのある指運びから
批判の対象とされることも多いといいます。
事実、ラ・カンパネラがライブ収録されている某CDには、ミスタッチともとれるような箇所が含まれているのですが
彼女の言葉を借りれば「間違えたっていいじゃない、機械じゃないんだから。」と、なるのでしょうね。
プロとしての姿勢を問う向きがあるのも確かです。けれど人間味があふれているじゃないですか。
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怖いですね。もし失敗したらと思うと、身がすくみますね。
やめても良いのです。
昨日と同じ明日を、これからも生きていく覚悟があるのなら
引き返すこともあなたの自由です。
けれど前へ進むと決めたのなら、やみくもに恐れることは賢明ではありません。
万が一、もし万が一、上手くいかなかったとしても、いいじゃないですか。
間違いなく、一歩進んだのですから。
大丈夫。どんなあなたでも大丈夫。
知っていましたか?
あなたは、わたしの誇りなのです。
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素敵な夜を。