今年も、兵庫県立小野工業高校にて、2月18日に行われた特別授業『インテリアコーディネート実習』の講師を務めさせていただきました。
この実習は、「アイデアを集める楽しさ」を体感してもらうことに重点を置いた授業です。特に、デザインの初期段階である「着想」のプロセスに焦点を当て、生徒の皆さん自身の感性を引き出すことを目的としています。
知識を学ぶこと以上に、デザインの楽しさや直感的な発想の大切さを感じてもらいたいという思いで、毎年取り組んでいます。
実習では、毎年恒例となっている「インテリアコラージュ作成」を行いました。過去の案件で取り寄せたサンプルや、古い商材カタログなど、実際に現場で使用されているリアルな材料を使いながら、自分が「好き!」と感じるものを直感的に選び取る作業です。
最初は戸惑いながらも、次第に手を動かしながら感覚を掴んでいく生徒さんの姿が、毎年ても印象に残ります。
選んだ写真やマテリアルをボードの上でレイアウトし、「どうすれば美しく見えるか」「どのバランスが心地よいか」を試行錯誤しながら、限られた時間の中で最適な組み合わせを見つけ出すプロセスに、生徒さんたちの集中力と創造力の高さを感じました。
今年も素晴らしいインテリアコラージュ作品がたくさん生まれました。
この授業を通じて、インテリアデザインや建築の道に興味を持ってもらうきっかけになれば、講師としてこれ以上の喜びはありません。
これからも、生徒の皆さんが自分の感性に自信を持ち、思い描く進路へと進んでいかれることを心より応援しています。
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