百段階段を訪ねて
icon設立10周年記念式典へ参加するため東京へ行った際、百段階段を見に行こうと目黒にあるホテル雅叙園東京を訪ねました。
百段階段は東京都有形指定文化財に指定されている、目黒雅叙園3号館にあたる木造建築物です。
雅やかな世界が広がるエントランスホールを入って左手に、百段階段の受付カウンターとエレベーターがあります。
雅(みやび)やか
このエレベーターの扉が、輪をかけて雅やか。(冒頭写真)
ひときわ目を引くデザインながら主張しすぎることもなく、このエントランスホールにしてこの扉あり、と頷くしかないほどこの空間へ絶妙にマッチしています。
精巧な螺鈿細工がとても美しく、これほどアートな扉をそう見ることがないから、と乗り込む前にせっせと撮影を済ませて満足したのですが
中身で勝負!?
乗り込んでからが本番だった。天井を仰ぎすぎて体がのけぞりました。
隙なく施された螺鈿細工。圧がすごい、圧が。
扉の表側は、空間との調和を図るために表現を抑えてあったのだと、この内側から察知。
天井は黄金に輝き、天壁床余すところなくゴージャスな仕上がりです。
エレベーターの中でこれほど写真を撮ったのは、おそらくはじめて。
エレベーター裏話
担当の方によると、この螺鈿細工は韓国の作家さんによるデザインで、費用は2億円なのだそう。
百段階段へ行かれる方は、このエレベーターも要チェックです。
肝心の百段階段については、別記事に続きます!
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