インテリアコーディネーター資格一次試験
10月のインテリアコーディネーター一次試験まで1ヶ月あまり。受験予定の方は試験勉強の追い込みに入っている頃だろう。
この一次試験対策講座の講師として、HIPS大阪校で毎年何コマかの講義を受け持っているのだが、その関係で今年、武庫川女子大学での試験対策講義も一部担当することになった。
母校の正門をくぐる
この大学には、インテリアを専門に学ぶ学生が在籍している。
彼女たちがどの程度の知識をベースに持って講義に臨むのか、こちらでは把握しておらず、どのような伝え方がよいのかなと少しドキドキしていたのだが、初日は別の意味でさらにドキドキした。
何を隠そう、ここはわたしの母校なのだ。
はじめての学舎
担当講義は卒業後に新しく建て替えられた学舎で行われたため、懐かしさにひたることなく、仕事脳100%で粛々と進んだ。受講生が学生の場合、社会人とは異なる伝え方の方が向いているということも、2日間の講義の中で掴んだ。また来年があるなら、活かしていこう。
それにしても、建物、設備の充実ぶりには目を見張る。
わたしは、近代的なビルに初めてやって来てまるで勝手が分からない人、といった風だった。
変わらない光景
一方で、昔と変わらない光景には、懐かしさのあまり「わぁ!」と小さく声が出る。
ここを友達と歩いた、喋った、写真を撮った、そんな思い出あれこれが次つぎと浮かび、気分だけ在籍当時の学生に戻っていた。
連綿と続く自分史の一節へ、リアルに触れる機会を特別にもらった、そんな気がした。
なぜか今年は、これからの自分のあり方を考える機会をもらうことが多い。母校での講義もそのひとつだ。
先日の記事に書いたことと重なるのだが、若いインテリアコーディネーターとその卵たちが活躍できる土壌を整えていく、そんな役目を課されているように思うのだ。
差し当たっては、今回も含め、今年縁あって出会った受講生のみなさんの無事の合格を祈っている。
いつか同じ業界で再会できることを願って。
チェック&フォローお待ちしています