梅雨入りの声
九州南部が梅雨入りしたそう。
もう?と思ったら、やはり例年より19日も早いのだとか。
スギ花粉も落ち着き、新緑の美しい5月は、一年のうちもっとも好きな月だ。いそいそと庭に出て朝日を浴び、庭木を眺めるついでに草を引いたりする。
自宅に植わっている数種類のバラの中で、今年はつるバラのアイスバーグが、とてもたくさんの花をつけた。
つぎつぎ咲くので長く楽しませてもらっているのだが、梅雨入りの声を聞き、今年のバラもそろそろ終わりかなと少し残念に思っている。
習慣が人を作るという
庭に出て花を眺めるなどと、これまでなら真っ先に削っていた時間を一日のスケジュールにギュウっと割り込ませる理由は、この春、満を持して迎えた子犬だ。人の子でいうと幼稚園児くらいらしく、なるほど、まあ忙しいことこの上ない。
持てるエネルギーを毎日フルに使い果たしていたわが息子の幼稚園時代と、子犬の姿がしょっちゅう重なる。
幼稚園児がいる以上、どうしたところでこれまでとまったく同じタイムスケジュールで暮らすことなどできないのだから、いっそこれを機に、とあらゆる習慣の見直しと立て直しを断行することにした。
子どものわたしは何を思う
そうしてみると、忙しい忙しいと言い(思い)ながらその実、どれほどの時間を無駄に浪費しているかに気づき愕然とする。太陽の光を浴び体を動かすという、ヒトにとっておそらくとてもシンプルで大切な「生き物のキホン」すらおろそかにしている自分にゾッとしたりもする。それでいてストレスがどうの健康がどうのと・・・苦笑しかない。
子どものころのわたしが今の自分を見たら、きっと驚き嘆くだろう。省みて反省しよう。
でもひとつだけ、胸を張れることがある。
犬と暮らす人生を自分の意思で選択したことだ。子どものわたしは飛び上がって喜んでくれるに違いない。
この春迎えた子犬
慌ただしい日々の先にあるもの
Houzzの記事を2つご紹介しよう。
住まいのハウツーものも良いのだが、書いた人の体温が感じられるこんな記事をわたしは好んで読んでいる。
そうそう、そうだった。
わたしにもいつかそんな風に、犬と暮らした人生を振り返って笑う日が来るだろう。
そう考えると、このバタバタと慌ただしい日々がなんとも楽しく、貴重なものに思えるのだ。
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