この記事は前回からの続きになります。
前回の記事はこちらをご覧ください。
→1時間で完成!インテリアコーディネートボード作り
特別授業のはじまりはじまり
「前から話していたように、今日はインテリアデザイナーの大西先生にお越しいただいて、インテリアコーディネート実習の授業を行います。」
教科担任の先生のかけ声で、特別授業が始まりました。
時間が限られているため、話もそこそこにさっそく作業へ入ってもらいます。
まずやろう?やってから考えよう?
自分にもですが、人にも常にこのスタンスなので、せっかち、厳しい、といった印象を与えがちの大西です。
実はやさしいですよ(爆)
自分の「好き!」を見つけよう!
実際に作ってもらったのは『インテリアコラージュ』というボードになります。
昨年の授業では、本当に内装材やインテリアアイテムなどを”コーディネート”してもらう実習を行ったのですが、少し難しすぎた感触があり、時間内の完成に至らない生徒さんもいましたので、反省を踏まえて難度を低くしました。
これとそれは合うかな・・・などと考えなくてOK、「これ好き!」と思ったものをどんどん集めて、ボードにレイアウトしていきます。
まったく自由にどうぞと言われると生徒さんは逆に迷ってしまうので、ある程度の手順やルールを決めておきました。
するとサクサクといいペースで進んでいきます。(昨年の経験が活きました)
毎日こんな授業やったらいいのに~
こんな仕事してみたい~
こんな声も聞こえてきます。
若い感性は伸びしろ大!
「レイアウトができた人は貼り付ける前に1回見せてくださーい!」
広い教室を行き来しながら声をかけると、ちらほらと手が上がりはじめました。
「差し色を挟むと、もっと引き立って見えるよ。」
「人の視線って、左から右に流れるねんな。」
「コーディネートって調和させてあげることやから、俺が俺がじゃないねんな。」
テーブルを回りながら必要なアドバイスをしつつ、完成を促します。
できた!
完成すると嬉しいですよね。
人の作品を見るのも勉強
めっちゃ可愛い!
性格と合ってるー!
自分とは異なる感性で作られた作品を見て得られるものも多いです。
私も、この年代の女子が好むインテリアの傾向などを、作品を通じて見せてもらっています。
この授業をきっかけに、インテリアに興味を持つ若い世代が増えてくれると嬉しいです。
もうそのために授業をさせてもらってます、わたし。
最後に、インテリアコラージュを作ると何がいいのかを書いておきます。
ご参考まで。
インテリアコラージュのいいところ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
◇コーディネートほど難しくない
◇短時間で完成するので達成感を得やすい
◇自分の好みを客観的に把握できる
◇表現力が身につく
◇インテリアの軸が育つ
県立小野工業高校さんの校舎です。
昨夏の講演を聴きにお越しくださった先生にもお目にかかり、ごあいさつさせていただくことができました。
→兵庫県立農業高校にて講演
生徒さんたちに輝かしい未来が訪れますように。
ありがとうございました。
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