新年おめでとうございます

旧年中はひとかたならぬご芳情を賜り誠にありがとうございました。
本日より2021年の業務を開始いたします。

価値観が動いた一年

昨年は思いもかけず、時間の使い方、モノコトの優先順位や価値観が、本当に大きく変わった一年でした。
不自由な中でリモートの便利さに救われ、また、人と会えることのうれしさをかみしめました。

とりわけ、”空間価値”については、深く考えさせられたように思います。
心満たされる時間を過ごせるのか、どうすれば心地よくいられるのかと、多くの人が空間へ意識を向けたことでしょう。

わたしも例外ではなく、ステイホームのストレスを減らすこと、仕事に集中する環境を整えることへ改めて向き合い、日常のルーティンを見直し、大切にすべきものとそうでないものとを判別する機会を得ました。
そして、お客様にとっての空間価値を、いっそう掘り下げるようにもなりました。

インテリアを整える意味

空間価値という大枠の中で、インテリアはそれを構成するひとつの要素に過ぎません。
けれど、表層部であるがゆえに人の目にとらえやすく、感情に届きやすい。
過ごしてきた時間の意味さえ左右することもあります。
それこそがインテリアのおもしろさであり、限りのない可能性を感じさせてくれるところでもあるのだと思います。