家庭科の先生方へお話ししました
兵庫県立農業高校様にて、兵庫県公立高校第3学区・家庭科教員のみなさまへ向けて講演をさせていただきました。
題して
先生の”苦手”が”おもしろい”に変わる!
『イエは、人と生きている。』
今日から使える、「伝わる言葉」「伝えるポイント」
タイトルちょっと長め。
家庭科という教科は、被服・食物・住生活の3本柱で構成されているのですが、家庭科の先生の大多数は、被服または食物がご専門なのだそうです。
そのため住生活分野の授業に苦手意識のある先生もおられ、今後の授業のヒントになるような講演を、とのご要望です。
余談
2020年が明けてすぐ、高校の生徒さんへ授業をさせていただいたことがありました。
→兵庫県立小野工業高校にて、特別授業を行いました。
でも今回は先生へ向けてということですから、女子高生さんへ話すのと同じモチベーションでは臨めないですよね。
「はっ、服にシワが!管理の甘さがバレてしまう」「料理嫌いってことは黙っとこ」などと完璧主義の片鱗を、違う方向へ見せる大西です。
想像を超えていた家庭科の教科書
さて、事前資料として教科書を見せていただいたところ、ちょっとびっくりしました。
私は某スクールでインテリアコーディネーター一次試験対策講座の講師を務めているんですが、その講座テキストに出てくるような専門的な記述がびっしり。
家庭科の教科書?何度も読みなおしました。
まずはひも解きから
これを教えるのは難しいですよね。なぜ難しいのかというと・・・と、難しさの理由のひも解きからスタート。
もっと身近で分かりやすく、少し不思議な切り口から、『住』について話を進めます。
熱心に耳を傾けてくださった先生方です。
中盤、事例をご覧いただきながらのエピソードをはさみ、最後に住教育についてお話しして終了とさせていただきました。
先生方の声
講演終了後にいただいたアンケートから、先生方のご感想を一部抜粋してご紹介します。
・住居についてすべて教えなければと思っていたが、視点が変わった。
・今までにない視点からの見方が新鮮でした。
・「空間に合った人になっていく」という言葉が印象的でした。
・住生活に関する学習を行う際には、柔軟な思考で身近なところから楽しく学べるよう工夫したいと思った。
・ハード面をしっかり教えることに重点を置いていたが(中略)授業の在り方を考えたい。
・生徒の心、感情が動く授業を考案していきたい
・生徒に実践を入れながら伝えていきたい
・テストのための授業になっていたので、違う視点から授業に入っていきたいと思いました。
・授業をすることが少し楽しみになりました。
・生徒への教え方、接し方が分かった講義だった。
お話しした内容をどう受け取られ、どう消化していかれるかは、それぞれ先生によって異なるかと思いますが、少しでもお役に立てましたなら幸いです。
兵庫県立農業高校様です。のびのびとした空気が素晴らしい、良い学校でした。
講演の様子
こちらのFBぺーから、動画をご覧いただけます。
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