今回のトップ画像は、マザームーンカフェでオーダーしたカフェラテです。
→ミラノサローネ2019報告会へ伺ってきました
ではお話の続きを。
エアコン(室内機)って空間の雰囲気を壊しますよね、という話に花が咲いた流れから会場はデザイン談義に突入しました。
聞きながらエバーノートにメモメモ。
これはセミナーじゃなくて、”パーリー会場での大人の会話を大西が飲みながら書きとめたやつ”なので、そんな雰囲気でお読みくださいね。ダメ出しや転用はナシよ。笑
日本の製品は(デザイン的に)なぜこうも面白くないのか。
機能重視のモノ作りから今後どう変わっていけるのか、デザインの価値を理解できるか。
日本はマーケティング偏重社会、リサーチにリサーチを重ね、その上さらにリサーチをかける。
調査ベースのモノ作りが基本。
あるものしか評価できない目。
売れる、売れているから作るという姿勢。
評価されないモノの方が実は売れる。
日本の製品が面白くないのは、サラリーマン社長が多いから。
最低〇億円売れる商品じゃないと作らない。
日本は大企業のシェアが大きすぎて面白いモノが世に出られない。
中小企業が元気じゃなければ面白いモノはできない。
イタリアはオーナー社長が多くてデザインが面白い。
クレームになることはしたくないのが日本、だから冒険しない。
インテリアは一度完成させると、10年20年と先が長く、チャレンジしにくい側面は持っている。
日本の若い世代はフルローンで不動産を買う必要がない、両親から譲り受けるケース増。
不動産に関する意識が変わり、ようやくインテリアにお金をかけ始めた。
”インテリアに森(グリーンの壮大版)”は世界的に増えている。
花より圧倒的にグリーンが熱い。
プロダクトとしてグリーンありきのインテリアがスタンダードになってきている。
会話の一端を切り取るのって難しいですよね。
大筋は伝わりましたでしょうか。
そしてこちらは、nendoがデザインを手がけた、ダイキン工業のインスタレーションです。
”空気という見えないモノ”がデザインされ、プレスの人たちがこの小道を歩きました、と。
外国の人はこういうのが大好きなのですって。
”こういうの”の、アップがこちら。
佐藤オオキは海外(企業)としか(仕事を)しないでしょ、日本は価格が全く合わないもの。そう考えるとやるわねダイキン。
日本の大企業はだからダメなんだ、日本の大企業なかなかやるじゃん、多角的視点から話が交錯するのもまた面白くて、楽しい時間を過ごしてまいりました。
そして写真はまたまた帰り道のマザームーンカフェ。
友人がオーダーしたココナッツラテです。美味しそ♥
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