インテリアコーディネーター協会関西の仕事で、会長、元会長らとともに、京都芸術デザイン専門学校へ出向いてまいりました。
近い割にはめったに来ることのない京都。
電車内も含めて、京都は本当に外国人観光客の方が多いですね。
初めて降り立つ駅と、その周辺のもの珍しさにキョロキョロしながら、車に乗せていただき学校へ。
2年生の学生さんが出店される予定の文化祭の模擬店について、プロの目線からアドバイスを行うというのが今回のミッションです。
若い学生さんの、ある意味ぶっ飛んだ感性に触れてみたいと、楽しみにしていました。
全3回のうち今日は1回目。
結論から言うと
ぶっ飛んでなかった
です。
自分が学生の頃はもっとバカだったので(爆)、法規もセオリーも完全無視の「夢ハウス」なんかを、そりゃもう真剣に作ったりしていたんですが、今の学生さんは賢いんです。
与えられた条件の中で実現可能なものを作ろうと、とても現実的に課題へ取り組む姿勢が、正しくて眩しい。
もしかすると、これを読んでいる学生さんもいるかもですけれども、あえて書きますね。
出だしから正しすぎて、面白くないの。
もっとワチャワチャと各自が好き放題、いろんな案を出し合った中で、ディスカッションを重ねたり、試行錯誤したり、ブラッシュアップしたり・・・という過程がほしいな。
頭をたくさん使うのもいいけれど、並行して足(手)も使おう!
というのが、第1回目の感想です。
次、みんな絶対進化している
はず。
進化しているという、絶対の自信がある(笑)
2回目が楽しみ♪
みんな、期待しているよー!
インテリアコーディネーターの高齢化と、若い人材が育っていない現状が、一部で危惧されているようです。
が、この仕事をしようという意思を持って学んでいる学生さんは、逆に昔より多い気がするんですね。
友人の娘さんがインテリアの仕事に興味を持っていると、つい先日も耳にしましたし
何を隠そううちのコムスメも、この仕事がしたいと常々言っております。
分母は一定数あるのに、現実社会で育っていかないのか
だとしたらそれは、今現在第一線にいる私たちの責任もあるのか
非常に悩ましいところです。
ただひとつ言えるのは、衣食住のうち衣・食はもう飽和状態にある日本で、住だけは伸びしろがあるということです。
新築着工戸数という意味ではないですよ。
住のクオリティ、インテリアの重要性、こういったものはまだまだ発展途上の日本ですから
これからどんどん面白くなっていくと確信しています。
学生さん、頑張ろう!
ビジュアル的に、明らかに撮る方向が真逆の鴨川。
まだ夏の気配は色濃く残っていました。
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