FAQページへ掲載するほどでもないのだけれども、よく質問をいただく事がらについて、また書いてみようと思います。
→よく頂くご質問「高砂ショウハウスの家具たちの”語り”は、誰が書いているんですか?」
インテリアデザイン、インテリアコーディネート、その他いろいろなインテリアにまつわる「案」を、どういう発想で考えるんですかといった類のご質問を頂くことがよくあります。
「〇〇をして考えます。」と、ひとことでお答えできると、さぞ分かりやすいだろうと思うのですが、確立した方法はありません。
全くゼロの段階から加わるか、ある程度空間が完成した段階から加わるか、案件によってスタートがまちまちですので、状況に応じてどうしても変わってきます。
例えば、こちらの案件の場合
→レストラン店舗装飾
加わった時点ですでに改装工事は完了に近かったので、出来上がっている空間の雰囲気やお店のコンセプトから逆算するような発想をしました。
オーナー様側のご要望や打合せ内容や、コンセプトの意味といったものを一旦自分の中に落とし込み、全くカテゴリーの異なる要素を混ぜ込まないように、今ある材料(要素)だけで作れて(構成できて)、元々からそうだったようにしっくりと溶け込み、かつ華のあるプランは・・・と考えていたとき、頭の中を目視するために作っていたのが上の画像です。
こちらの案件に限っていうと、特に壁画や造木のご提案に思い至った経緯を聞かれることがとても多いのですが、私としてはそこはあまり重要でなくて、やはりこの練っている段階というのが全ての発想の元になっていて、ここに一番時間を費やしたというか、結果的にかかりました。
傍からは全く仕事をしていないように見える姿だとは思います。笑
どうやって考えるのかということについては、まだいろいろ思うところがあるのですが、長くなりますのでまた改めて書こうと思います。
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