今年唯一の夏のお出かけ、阿波踊り。先週見に行ってきました。
人・人・人の波。通りで踊りが繰り広げられています。
毎年踊り子さんたちをバシャバシャ撮る割に、後日改めて見ることがあまりないので、今年は街の光景を中心に。

 

「ちょっと阿波踊り見に行ってくる。」
近くに住む知人が、そう言って夕方から出掛けて行くのを見送りながら、徳島県ってそんな気軽に行けるところなのかと驚いたのがきっかけで毎年繰り出すようになり、今では、これを見ずして夏は終われない、という感じ。
踊り子さんがかっこいいんです、迫力がすごい。
そして帯の締め方とか、裾さばきとか、踊り子さんの立ち居振る舞いを、いつも食い入るように見てます。若い人より中高年の人の方が、やはり衣装の着こなしが板についていて、和服ならではの艶っぽさが素敵。

 

明石大橋を渡って淡路を縦断するとあっという間なので、神戸明石近郊では見に行かれているお友達も多くて、「行った？」「行った！」という会話も、この時期弾みます。

 

「いや～あれ結構大変なのよね、下駄の鼻緒ずれが痛いし、あの暑さの中あの衣装だし、本当、燃え尽きる。」
徳島在住のお友達に踊らないのかと聞いてみたところ、こんな答えが。笑
たしかに大変そうなんだけれど、老若男女一斉に街をあげて燃え尽きる夏、っていうのが、どうにも熱くてかっこいいじゃないですか。

永遠に続くかのような幻想的な夜。
もう少しここにいたい、そんな余韻を残して徳島を後にしました。
また来年も、この熱さを味わいに行きます。

 

 

 

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