とても意外だろうということはよく分かっているのですが、ケーキを焼くことがあります。家にいる日、タネをガッと混ぜてオーブンへ放り込んでおくと、掃除なり片付けなりしてしている間に焼き上がっている、この、時間を有効に使えている的充足感にすっかりハマり、1日3~4本、かれこれ4週にわたって焼き続けています。
ラム酒とシナモン、たっぷりね。
今日も朝からオーブンをフル回転させていましたら、娘がパウンドケーキを焼くと、プレーンの他に、レーズン入りとバナナ入りも焼くというので、仕方なくオーブンを譲り、そのようにオーダーをしました。娘は、ほんのりと甘くバニラの香りが漂うプレーンが大好きなのですって。私はスパイシーで香り高いのが好き。
「なんで”お菓子”にお酒とか入れたいかな。ふ、まぁ、らしいっちゃらしいわ。」
「ほんのり甘くてバニラ。要は、うすらぼやけた味が好きなんやな。」
ケーキの味ひとつとって、いちいち諍いが起こるのは、私が大人げないからなのだと思います、きっと。
今日もまた、大量のケーキが焼き上がりました。