もう先々週のことになりますが(記事が全く追いついていません・・)バルセロナ報告会の翌日
JAFICAの方々が、高砂ショウハウスを訪ねてきてくださった日のことを書いてみます。
メンバーの片柳さん(右の方)から、ぜひ高砂ショウハウスを見に行きたいとご連絡をいただいたのが10月初め、
そこから他の方もお誘いくださって、この日、総勢7名でお越しただきました。
JAFICA会長・江口恵津子さんによる納屋の構造の解説。
江口会長はテレビや新聞等メディアに多数出演されているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
物腰柔らかくオーラのある方で、「ダメなときは酷評するのよ本当に(笑)」と言いながら
室内いたるところを具体的に指してセンスが良いとお褒めいただき、嬉しかったです。
教授として愛知淑徳大学で教鞭をとられている松本佳津さん。
ICは発信することが大切と日頃おっしゃっている通り、頭の中身を言葉にして伝えるスキル、言葉への的確な変換がさすがにお上手で、
お話がとても分かりやすく、また、聞き上手。とても勉強になりました。
感性のかたまり、田崎由美子さん。
言葉少なながら、思わずフラ~っとついていってしまうほど、発されているエネルギーがすごいのですよ。
「機会があればぜひお酒をご一緒に。」と、つい口から出てしまいました。(おっさんか・・・)
「こういう大胆な発想や、普通思いもつかないようなコーディネートは、基本をきちんと押さえているからこそできる。
基本を分かってあえて外す、外していくということです。
基本を知らない人がやると目も当てられない結果になりますからね。さすがです。」
竹内康彦さん(下の写真右の方)が、静かな口調でこんな言葉をかけてくださったのも嬉しかったです。
「良い気の流れを感じる。」
江口会長のこの言葉、実はいちばん嬉しかったのです。
”そこ”に流れる気の良し悪し、これはスキルではどうすることもできません。
その空間をどんな気持ちで設えたか、どんな思いで使っているか、どんな人がどんな思いを持って集まってくるのか、
そういったものと、”そこ”がもともと持っているエネルギーとが絡み合った結果なので
それを「良い」と感じていただけたのは、ただただ有り難いことです。
「新築ではここまで盛れないよね。」
田崎さんがおっしゃるとおり、それが古い家の懐の深さなのだろうと思います。
まだ盛れそうという余白すら感じますから。笑
日本各地からお越しいただいて、大勢の方に見て褒めていただいて
この家(高砂ショウハウス)も、とても喜んでいると思います。
(右から)
松本佳津さん・野中欽一さん・田崎由美子さん・江口恵津子さん
竹内康彦さん・高木優介さん・(撮影中)片柳通行さん
ありがとうございました。